「あにもる」×「森田農園」流山市の地域循環デザイン        

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「あにもる」動物のエサと糞尿問題

動物飼育の課題として、餌の確保と排泄物の処理があげられます。

餌は全てを購入してしまうと飼育管理代がかさみ、動物園の維持コストが高くなってしまいます。

また排泄物の処理については、排泄物が水分を多く含むため、焼却時のエネルギーをたくさん使ってしまい、
環境に負荷をかけているという問題があります。

この“餌代”と“排泄物処理の環境負荷”については動物業界の課題として常に存在しています。

森田農園」廃棄野菜課題と堆肥活用

皆さんが購入する綺麗で形の揃った野菜の裏にはその“規格”に届かなかったたくさんの野菜があることをご存知ですか?

それらの多くは少し葉が焼けてしまった、少し小さい・大きいなど“見た目”で区別され、
味は変わらず品質の変わらないものがほとんどです。

しかし、全国の農家さんはそれらを無駄にしたくないという想いを持ちながらも廃棄せざるをえない状況に置かれており、身内で消費するにも限界があるため、やむを得ず捨てるということがあります。

そんな食品ロス削減への強い課題意識を持つ森田農園さんのご厚意で、
それらの廃棄野菜の一部を動物の餌として活用させていただくことになりました。

現在、まちの動物園で飼育しているリクガメの餌の80%(季節により前後)はこうした廃棄野菜で賄うことができています。
またリクガメは食べたものの消化管滞在時間が長く、堆肥に加工するのに適しているということもあり、
排泄物や残餌(残した餌)の堆肥化計画も同時にスタートしました。

地域循環プロジェクト

廃棄野菜活用と堆肥活用

流山市で生まれた廃棄野菜(森田農園)を流山市の動物施設(まちの動物園)の動物の餌に!

動物の排泄物を堆肥にし、流山市の野菜の栄養に!

そしてまた美味しい野菜を!

『動物×農業 地域の循環プロジェクト』と名前をつけ、食品ロス削減、生ゴミ削減を

『あにもる』×『森田農園』で進めていきます!

地域での販売先

また、森田農園さんとは地産地消の取り組みとして流山市での地元野菜の消費を促すべく、
まわりみち広場にて不定期で無人販売を行なっております。

野菜の販売には単に地産地消の取り組みだけにとどまらない、
“商い”を通じて地域コミュニティを醸成する力もあるといえ、
現在では地域の人とお話しする機会としても森田農園の野菜が活躍しています。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。

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